子宮頸がん予防ワクチンの詳細
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当院婦人科外来でのワクチン接種は、高校生以上の方(年度年齢16歳以上)を対象としていますので、中学生以下は当院小児科外来にご相談ください。
当院での子宮頸がん予防ワクチンは、ガーダシルとシルガードの2種類です。公費で受けられる方は、ガーダシル(4価ワクチン)とシルガード(9価ワクチン)となります。
1)公費対象者
- 小学6年生から高校1年生相当の方
- 積極的な勧奨の差し控えによる接種機会を逃した方
【1997年(平成9年)4月2日~2008年(平成20年)4月1日生まれの女性】
令和7年3月31日までは、特定として公費の対象となり、自己負担はありません。新潟市に住民票があり接種券が届いた方、過去に子宮頸がん予防ワクチンを3回接種していない方が対象です。
2)ガーダシル
(1)特徴
主に子宮頸がんの原因となるHPV16型18型のほかに、尖圭コンジローマの原因となるHPV6型11型を含みます。
(2)接種回数
3回接種が必要です。初回接種ののち2ヶ月後に2回目、6ヶ月後に3回目を接種します。
(3)料金
公費対象者以外は自費となります。
(公費対象年齢内に接種を終えないと過ぎた分については自費となりますので、余裕を持ったスケジュールで接種されることをお勧めします。)
<自費の場合>
- 1回目:18,700円
- 2回目:18,700円
- 3回目:17,600円
3)シルガード
(1)特徴
ガーダシル(4価HPVワクチン)に含まれるHPV6/11/16/18型に加え、31/33/45/52/58型も含みます。
(2)接種回数
9歳以上15歳未満の女性は、初回接種から6ヶ月の間隔をおいた合計2回の接種となります。
15歳以上の女性は、3回接種が必要です。初回接種ののち2ヶ月後に2回目、6ヶ月後に3回目を接種します。
(3)料金
公費対象者以外は自費となります。
(公費対象年齢内に接種を終えないと過ぎた分については自費となりますので、余裕を持ったスケジュールで接種されることをお勧めします。)
<自費の場合>
- 1回目:29,500円
- 2回目:29,500円
- 3回目:28,400円
(4)その他
シルガードについては厚生労働省HPもご覧ください。
シルガード(9価ワクチン)について(厚生労働省 健康・医療)